私は4月25日に誕生日を無事迎えることが出来56歳となりました。

ちなみに私と父とは同じ誕生日です。

父(89歳)に「お母さん命がけで産んでくれて有難う。」と感謝の気持ちを伝えるように言われて育ちました。

今回もラインにて伝えました。私が生まれたのは病院ではなく私の実家(奈良県吉野郡下市町にある山の上のお寺)でした。まさに何かあれば命の危険と隣り合わせですね。

昔から父は、テレビなどで「子供を作る」と言う言葉が出てくると機嫌が悪くなります。「作れる物なら理想通りに作れば良い。気に入らない出来なら作り直すのか? 出来ないだろ。恵まれる 授かる コウノトリが運んできてくれる などと昔から言っていたのに。尊い命は作るのではないんだよ。」

と言われ私は育ちました。

気がつけば私も同じ事を周りの人に伝えています。

 

56回目の誕生日ともなると自分ですら全く特別感なく迎えてしまいます。

もちろんプレゼントなんて有りません。

 

ちょうどその日は真蓮(16才の娘)の所属する弦楽部の定期コンサートが大阪市のいずみホールにて行われました。保護者のみの観覧が許され厳格なコロナ対策の施された状態で開催されました。

約2時間100人近い部員達が演奏してくれました。そのレベルの高さに改めて驚かされ涙が浮かんできました。

 

その晩私は気付きました。

素晴らしいプレゼントを真蓮からもらった。

 

感謝感謝感謝

2021時4月25日 私と父の誕生日。

 

おまけ

父は母に「私と同じ誕生日に出産してくれたら高島屋買ったる」と断言していたそうです。

56年が経過しましたが実現せず!